人生脚本4 〈禁止令2〉

きのうの続きです。

【子どもであるな】〈楽しむな・喜ぶな(エンジョイするな)〉

子どもらしさ、あるいは子どもらしい行動をが許せなかったり

脅威を感じる親役割の者から受け取ります。

第一子や一人っ子が、「早く大人にならなければ・・・」と

自分で自分に与えて決断する場合もあります。

他人に甘えられず、甘えようとすると自分に違和感を感じることがあります。

【成長するな】

子どもたちが大人になってしまうことで、

親役割の者が自分たちの価値を失うことを恐れて発します。

特に、末子が貰いやすい禁止令です。

また〈わたしを置いていくな〉とも読み取れ

家を離れられなくなったりすることもあります。

男親から、娘に対して〈成熟するな〉が発せられることもあります。

責任を持つことや、甘えられると違和感を感じます。

【成功するな】

自分が手に入れられなかったものを、手に入れようとする子どもに対する羨ましさが

言葉とは裏腹に、非言語でこの禁止令を発します。

この禁止令を受け取った子どもは

なんでも熱心に取り組み出来ていても、肝心な時に失敗してしまいます。

自分の成長を喜んでくれる人の側にいることが再決断の力になります。

【するな(何もするな)】

親役割の者自身の中にこの禁止令が入っているため

子どもが自由に行動することで、ひどい目に会うと怖れています。

何かしようとするとすぐに、親が手を出し

何もしない方が喜ばれたりします。

【重要であるな】〈欲しいものを求めるな〉

子どもに対して、拒否的な親役割の者から発せられます。

部下としては優秀なのに、リーダーシップを取ろうとすると上手くいかなかったりします。

日本では美徳とされる『慎み深さ』とは明確に分けて考える事が大切です。

大事な場面では中心になれるように再決断することが必要です。

繰り返しになりますが、その脚本は気付いた〝今のあなた〟が

【自分の力で書きかえることができる】のです。

残りの禁止令につきましては、明日に・・・。

 

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