動いてみる。

きょうは十月十日、葉月四日。10月10日は、かつては体育の日でした。二十四節気 寒露(かんろ)の頃は、一年の中でも運動に適している時です。 ハッピーマンデー制度が適応され、今は第2月曜日が体育の日となり、国民の祝日の意味が失われ、休日となりました…

新作能『沖宮』のこと。(1)水縹色

陰陽中庸の時が過ぎ、日ごと夜の時間が長くなっていきます。そんなきょうは十月九日、長月(ながつき)一日。朔日なので新月です。 二十四節気は秋分から、寒露(かんろ)に移り変わりました。七十二候は49候「寒露 初候 鴻雁来(こうがんきたる)」。雁が飛…

漆黒の闇と満天の星

きょうは平成三十年六月十七日。父の日ですね。 旧暦では 皐月(さつき)四日。七十二候では27候「芒種 末候 梅子黄(うめのみきばむ)」の候になりました。 週初め、再び熊野巡りに行ってきました。梅どころ和歌山県のスーパーや道の駅などでは、入り口に大…

祈りと稲魂(いなだま)

きょう、11月23日は新嘗祭(にいなめさい)です。農耕文化を基盤としてきた、日本にとって大地から頂いた実りを神様にお供えし、五穀豊穣を感謝する大切な祭祀です。 天皇陛下が宮中で、田植えや稲刈りをなさる様子を報道で拝見いたします。きょうは、宮中で…

十三夜(後の月)

きょう11月1日は 二十四節気では 霜降(そうこう)。七十二候は53候「霜降 次候 霎時降(こさめときどきふる)」の時節になります。 ちらほら、紅葉しはじめて美しいです。 人工的なものに囲まれていることの多い日々ですが折に触れわずかでも花鳥風月に目を…

秋の虫

きょうは10月20日新月。太陰暦ではおついたち(1日)。おついたち参りを毎月されている方もおられるでしょうか。 二十四節気では寒露(かんろ)。一日の時間にすると19時頃です。七十二候では51候「寒露 末候 蟋蟀在戸(こおろぎとにあり)」。コオロギの声…

世界を平和にするための暦

お盆が過ぎ、少し暑さが収まってきたように感じます。関東地方では、8月に入ってから2週間以上雨が続いていて太陽の恩恵が受けにくい状態になっているようです。 きょう、8月17日(西暦=グレゴリオ暦)は 旧暦では、水無月二十六日 そして、二十四節気では …

「摩擦をとる」

8月になりました。二十四節気で大暑(たいしょ)、酷暑のころです。七十二候は35候「小暑 次候 土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし)」です。 心身が暑さと湿で消耗し、注意力が散漫になるこの大暑の頃から学校が夏休みなっているのは、理に適っています。 …

肉体という宝物。

雨が降っています。皆さまのお住まいの所は、いかがですか? 6月22日に亡くなられた、小林麻央さんのブログ『KOKORO.』に綴られた沢山のことの中で 印象深く、繰り返し思い出す一つに「痩せる」という記事があります。http://ameblo.jp/maokobayashi0…

聞し召す(きこしめす)

節分の日のきのう、大阪天満宮にお参りしました。 厄除大祭で、祈祷札がお焚き上げされ最後は、奏上された祝詞がその火の中に入れられました。 その時、一陣の風が吹いて結界内が掃われ次の風に乗って、灰となった祝詞が天高く舞い上がり まさに天に吸い込ま…

立春大吉

今日は、二十四節気の始まり『立春』です。ここから春が始まる、一年の初めの日になります。 皆さまは、どのように過ごされていますか。 新しいものを受け入れるためにはそのための「空きスペース」が必要になります。 そのためには調整する時期が必要になり…

優しい手と荒い手

6月とは思えない暑い日が続きます。梅雨の中休みが長く、気を揉んでおられる方も多いことでしょう。 あるべき時にあるべきものがあることはとても大切です。 きょう、6月9日は芒種(ぼうしゅ)初候・25候 カマキリが生まれる頃・・です。 小学生の時、友達の…

予防の更に向うにあるもの ~七十二候から~

きょうで、2月が終わりです。穏やかな春を感じる日差しです。 立春(2月4日)が過ぎ、雨水(2月18日)も過ぎて自然界は、巡って行きます。 昨年発売になった『日本の七十二候を楽しむ-旧暦のある暮らし-』という本が版を重ねているようです。日本には四季…

朔(さく)

中医学を学ぶようになってから 月の満ち欠けや、季節をあらわす事柄に今まで以上に気持が向くようになりました。 そして解れば解るほど、自然の中で営む私たちの生活がいとおしくなっていきます。 今日は「新月(朔)」です。 月が太陽と地球の間に入って、…