人生脚本 1 〈3つのタイトル〉

人生脚本とは『無意識の人生計画』と定義されます。

“人生計画は子ども時代に作られ、両親に補強され、
以降起こる様々な出来事によって正当化され、
最終的に選択された一つの代替策で頂点に達する” 
エリック・バーン 1910~1970)

子ども時代の環境の中から、
子どもは子どもの視点で生き抜くために人生の計画を立て、
決断し、人生の物語を作っていきます。

だいたい4歳くらいまでにはその筋書きを決め、
12歳頃までの時間をかけて細かく練っていきます。

脚本のタイトルは、3つに分類されます。

【勝つ】

【負ける (または悲劇的)】

【勝てない (または平凡)】

選んだタイトルに沿って人生を生きていこうとします。

しかし

人は一人で生きて行きません。

様々な人と出会い、違う脚本を持つ者とも交流することがあります。

その時に、何をどう感じるか?

子どものときに決めた脚本は

子どもの自分が見た世界を生き抜くために作ったものです。

大人になった今、視点は変わりませんか?

その脚本は、【自分の力で書きかえることができる】のです。

自分が、どうなりたいか、ありたいかを考えてみてください。

 

 

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『TA TODAY』実務教育出版