グリーフケア(grief care)

『あなたの そして わたしの物語』 Kindle版

数年前から棚上げになっていた、本の出版が決まりました。 電子書籍でまもなく販売されます。 2021年7月24日配信開始 Amazon Kindle版『あなたの そして わたしの 物語』 幸せな人生とは?後悔のない人生とは?母が最期に教えてくれたこと https://www.amazo…

東日本大震災から10年

2011年、平成23年。3月11日 金曜日 午後14時46分。 東日本大震災の発生からから10年の歳月が流れました。 今日、政府主催の「東日本大震災十周年追悼式」が東京国立劇場で開催されました。発生時刻に合わせて黙祷を捧げ、10年前の記憶をたぐり寄せていました…

今、生きてることの奇跡

令和三年二月七日 丙戌(ひのえいぬ) 春の日差し13の月の暦では、銀河の月1日 Kin55 青い電気の鷲。 お日さまに朝のご挨拶心を鎮めると聞こえてくる鳥たちの声に、想いが重なっていく。 また明日、気をつけて。と別れた人に、もう…会えない。そんな世界に、私…

希望 ~『ビリーヴ』~

人が人と出会い、言葉を交わし、情報を交換し、 その後のその人との関わり方を模索していきます。 その間に信頼があってこそ、その後の様々な展開が可能になっていくのだと思います。 信頼感がなければ、待ち合わせも出来ません。 そしてその信頼感は人に対…

喪失と悲しみの心理 3

悲しみの心理については、アルフォンス・デーケン神父(上智大学名誉教授)がカウンセリングに携わった体験から『悲嘆のプロセス』と呼ばれる一連の情緒的反応を以下のように12段階に分析されてます。 このプロセスを消化しながら、立ち直っていくとされます…

喪失と悲しみの心理 2

喪失感との和解の作業をするとは フロイトが自分自身の体験に基づく無意識の自己分析を通して 『喪の仕事』と表現し、その目的は次のように定義されました。 「愛する対象の死に出会った場合に必要なのは、この死の必然と和解し死を受け入れるということであ…

喪失と悲しみの心理 1

東日本大震災の報道に接しながら 日本全体が喪失感と悲しみに包まれているように感じます。 けれども、その中から 希望の灯があちこちで、ポツリポツリと点灯され その火がどんどん広がっていく温かさも感じます。 各々の方の持つ、意味あるものが失われた時…

喪失感

様々なものを失う体験があります。 5月22日のコラム『マッジブルー』でも少し触れました。 マリッジブルー - mitunohikari ☉☽☆ 『・・・喪失感もおこります(おこらない方もいます) たとえば 名字の変わる方は、それまでの時間ともにした名前を失います。 …

グリーフケア (grief care) 1

グリーフケア(遺族へのメンタルケア)とは「遺族がその人なりの悲嘆のプロセスをたどっていくことをサポートすること」 これを行うのは、心理に携わるものだけではなく医療関係者をはじめ、遺族にかかわるさまざまな職種になります。(*) 悲しみのストレ…

グリーフケア(grief care)2

喪失体験の内、死別体験による喪失からの回復は 喪の作業(mourninng)といわれ、その悲しみを悲しみきるための手助けをすることと・・・学んできました。 しかし、突然の出来事であまりに多くのものを失いその複合した喪失感に、どう支援し寄り添えばよいのか…