優しい手と荒い手

6月とは思えない暑い日が続きます。
梅雨の中休みが長く、気を揉んでおられる方も多いことでしょう。

あるべき時にあるべきものがあることは
とても大切です。

 

きょう、6月9日は
芒種(ぼうしゅ)初候・25候 カマキリが生まれる頃・・です。

小学生の時、友達の机の上に置いてあったカマキリの卵から、
沢山の小さなカマキリが生まれてきている所を見たことがあります。
丁度、この頃だったのでしょうか?

 

気にかけずとも、多くの動植物に触れあることのできていた
幸せな子ども時代を過ごしていたのだと、いまとても感謝しています。

自然のめぐみの近くにいることは大切で、必要です。


そしてそれは、花一本。てんとうむし一匹でもよいと思うのです。
気づけることが出来れば・・・。

 

本を読んでいて、「優しい手と荒い手」という言葉に出会いました。

介護を受けていると、その手の違いを感じられるということです。


そしてそれは人だけでなく、植物も感じていて
育ち方が変わるのだそうです。

 

タッピングタッチという手を使ったケアをするときに
する方も、楽しい気持ちでして下さいとお伝えします。
そして、ゆっくりとしたリズムでとも。

 

日常は『早く、早く、急いで、急いで』が多いので
この、ゆっくりとというのが案外難しいのです。

 

たのしい気持ちで、ゆっくりと、そして丁寧に大切に触れることで、
「優しい手」になれるのかもしれません。