時間の構造化(ストローク)3 儀式

「1.引きこもり」よりもストローク量が増え、

親密度が増した状態が「2.儀式」です。

 

日常の中で交わされる、挨拶や天気の話のような決まりきったやり取りがこれにあたります。

特に親しいわけでもなく

ときには初対面の人とも一定の時間を過ごすことが出来ます。

 

「引きこもり」は他の人から意図的に離れますが

「儀式」は季節の行事や、祭や家族・親族の集まりには参加します。

 

「2.儀式」の利点は

誰とも特に親しくすることなく円滑な関係をもつことが出来ます。

あらかじめ決まっていることをするので、そのことをこなしていけば

安全に時間を過ごすことが出来ます。

また、予定通りなので労力の節約になります。

 

「儀式」は、対人関係においては潤滑油の役割をします。

人によっては、この構造化だけで生活していっている場合があります。