『あなたの そして わたしの物語』 Kindle版

数年前から棚上げになっていた、本の出版が決まりました。

電子書籍でまもなく販売されます。

 

2021年7月24日配信開始 

Amazon  Kindle版『あなたの そして わたしの 物語』

 幸せな人生とは?後悔のない人生とは?母が最期に教えてくれたこと

https://www.amazon.co.jp/dp/B099N55351?ref_=pe_3052080_276849420

一人の女性の生き方を通して、

その時代を生きるということ。

与えられた環境の中で、いかに生きるかということ。

そして、この世界を去って行く時のこと。

 

読んで下さる方のこころに触れることがありますように。

読み終えたときにこころに浮かぶ人があれば、連絡を取ってくださると、とても嬉しいです。

 

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【目次】
まえがき
第一章 昭和一桁生まれ。母の娘時代。
 ・生家と子ども時代のこと
 ・戦中戦後の思春期
 ・戦後の生家に起こったこと
 ・お見合い結婚
第二章 役割の変化する結婚生活
 ・長男の『嫁』としての生活
 ・子どもを授かることで初めて・・・。『母』となる
 ・選択権のない同居。『姑』となる
 ・孫の誕生。『おばあちゃん』になる
 ・勤め人の妻から『酪農家』へ
 ・夫との死別。
第三章 日常のくらし~日本文化とのつながり~
 ・掛け軸を楽しむ
 ・生け花
 ・野の花
 ・かみさん〈神棚〉・ほとけさん〈仏壇〉
 ・村の神さんという人
 ・韓流ブーム
 ・沖縄旅行
 ・着物
 ・和裁・洋裁
*母の遺品より*
  結婚の場合
  出産の場合
  病気見舞い
  弔問の場合
  人に好かれるには
第四章 魂は生き続ける
 ・命はおなじ
 ・生きる気力
 ・『母の見た夢ー2019年5月27日ー』
 ・今世との別れ
 ・見送り
 ・月
 ・四十九日法要
第五章 生きていること、それは奇跡の時間
 ・さまざまな別れ
 ・新型コロナウイルスの出現
 ・コロナ禍の時代を生きるということ
 ・逝くときの心持ちが大切
 ・『福禄寿』
 ・あなたにとっての幸せとは何ですか
*『毎日が宝』*
あとがき
謝辞
作品紹介
参考図書・参考資料

 

今回は、ボイスマルシェ出版スクールの後押して実現いたしました。

強力なサポート無しに完成させることは出来ませんでした。

そして、これまで書けなかった理由も解りました。

 

この物語の対になる次作、『わたしの そして あなたの物語』

年内に発行予定です。

 

 

この本を書いた思い、読者へのメッセージ
 母が亡くなったときに感じた、この世を去るとき、何も持ってはいけない、ということばを道標として、母の人生を物語りました。どの人生も素晴らしいと伝えたかった。そして、生きている今が大切なのだと感じて欲しかったのです。
 また大切な人を失ったときの心の鎮め方の一つとして、物語ることを提示しました。母を亡くしたことは、想像以上の喪失体験でした。看取り・見送りのときの虚しさが追い打ちをかけました。更に未解決だった現実問題が噴出して理性の堰は決壊し、感情が暴走すると、体のバランスが崩れることも解りました。母星から引きちぎられ、宇宙空間を迷子星のように漂うような感覚で過ごしながら、この体験からわたしは何を学ぶのかを考えました。そして魂を浄める学びと並行して、この物語を書きました。
 書き上げてみると、母の人生は戦中戦後を通過して激変した、日本・世界の動きと繋がっていました。その時代を生きていた先人達の人生が共に息づき、そのうえにわたし達の人生があると解りました。見える世界・見えない世界の捉え方も変化しました。
この作品が、それぞれに、本当に大切なもの、を感じるきっかけになることを希っています。