ハリネズミ理論(ヤマアラシのジレンマ?)

以前にコミュニケーションについて学んでいたころ

ハリネズミ理論」という話を聞いたことがあります。

今回、書くにあたって調べてみました。

ハリネズミ理論」とは

ドイツの哲学者ショーペンハウワーにより

ヤマアラシのジレンマ』と表現され

人との関係性についての困難さを表わす寓話として

ヤマアラシの姿を通じて語られています。

 

二匹のハリネズミヤマアラシ)がいて、
寒いあるいは淋しいので近づきたい

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けれども、お互いにトゲがあって近づき過ぎるとそのトゲが刺さって痛い。

自分も愛し、人をも愛することについて

近づき過ぎて傷付けず、でも淋しくない距離を探っていく・・。

というような説明があります。

 

けれども私が学んだのは、少し違っていました。

身体にハリを持つハリネズミ

無防備に柔らかい腹の部分を見せて安心しているようだが

ちょっとした刺激があると委縮して丸まって

今度は、そのハリで相手を傷つける。

心のうちを曝して見せていると

誰か他の人がそれを見つけてくれて、

ケアしてくれるだろうと思っているが

それは違う。

誰かにケアしてもらって立ち直るのではなく

じぶんの力、強さで立ち直らなければならない。

と、いうものでした。

 

どちらが、というのは解りませんが

どちらも大切なことだと思います。

相手との良い距離を保つこと。

自分の問題は、自分の力で立ち直ること。

・・・ですね。