義母からお包みが届きました。
「調べたら、今年だった。
ずいぶん遅くなってしまって、ごめんね~。」
熨斗袋で届いた、義父母からの還暦のお祝い。
“あぁ、生きているってこういうことなのだ” と感じた。
形あるもの
手にとることが出来るものが
届くのです。
当たり前のようで
それは、当たり前ではなかった。
義父は療養病棟に入院中だけれど
義母は物忘れが増えてきたけれど。
父母と呼べる人が
共に、生きて、この世界にいていて下さることの
有難さを実感しました。
わたしの実父母は、この世界から
去ってしまった。
母がいつも送ってくれた野菜は
もう
届かない。