8月の長雨と東京パラリンピック聖火。

東京オリンピック会期中の猛暑はどこへやら、

会期終盤、西日本から広がってきた雨雲は、やがて日本全国へと広がっていきました。

その頃の天気予報では、梅雨末期のような天気図になっているという解説がありました。梅雨末期は、大雨の時季になります。

線状降水帯が発生・停滞した地域では滝のような雨が降り続き、水が溢れました。

 

お盆の雨は人の動きを留め、お墓参りを断念された方も多かったでしょう。

数時間の晴れ間に、わたしはお参りすることができました。そのとき、彼岸から此岸にもどってきている祖霊には、今の世の中はどのように映っているのだろうか、と墓前に消え残ったお線香を見ながら思いました。

 

降り続く雨は、2年ぶりの開催となった高校球児たちにも、無情の雨となっています。

屋外球場の甲子園では、順延・ノーゲーム・降雨コールドゲーム

そして、コロナ感染による出場辞退。

 
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、開催を危ぶまれていた東京オリンピックはほとんどの会場で、無観客で開催されました。

色々なことはありますが、出場した選手たちの活躍や言動からたくさんの感動をもらいました。

そしてその間、メディアからの不安・恐怖の情報発信の時間が減りました。

 

24日からは、東京パラリンピックが始まります。

聖火は47道府県の火と、パラリンピック発祥の地であるストーク・マンデビル(イギリス)の火を統合して「東京2020パラリンピック聖火」となるそうです。
パラリンピック聖火リレーの概要

聖火の種火は8月12日から各地で採火され、聖火リレーが始まっています。

 

8月の長雨と、聖火の火。

わたし達はいま、どんな見える世界・見えない世界を通過中なのだろう、

と思わずにはいられません。

 

この長雨の影響で、朝晩肌寒く感じることがあります。

大きな気温差は、自然の一部であるわたし達の精神状態に影響します。

意識して深呼吸をしたり、質のよい睡眠などで、体調管理に留意しましょう。